Philips Hueをシーリングライトとして、長らく愛用しています。
寝る前に読書したり、ゲームしたり、リラックスタイムを重視しているmamitasにとっては、明るさを調整できるHueは生活には欠かせません。
最近は、真っ暗だと怖い子供のために、夜間照明状態にして、先に一人で、寝てもらうこともあります。
また、mamitasは朝が早く、基本的に日の出前に起きるタイプなので、いきなり眩しい光だと、ちょっときつい・・・。
Hueの柔らかい光を浴びられるように、タイマー機能などで調整しています。
(日の出とともにライトが消える設定とか、ほんと、便利!!朝ごはんの支度をしていても、電気を消さなくていいからね!)
今日は私の愛するPhilips Hueをリビングや子供部屋、寝室など、広さに合わせて、シーリングライトとして使うにはどうしたらいいか、について、書いてみようと思います。
Philips Hueのシーリングライトは日本では未発売
日本では電球タイプを複数利用してシーリングライト化する必要がある
Phillips Hueでのシーリングライト化を考えた人ならば、誰しもが調べると思うのですが、なぜか、日本ではシーリングライトタイプの商品が発売されていません。
(PhillipsJPさん、なぜですか??)
以下に記す通り、結構なお値段が予想されるので、ニーズがなさそう、ということなのでしょうか?
シーリングライトの商品があれば、スムーズに解決できそうなことなんて、山ほどありそうなのになぁ、などと考えてしまいます。
しかし、ないものは、ない、ということで、仕方ないですね。
日本でシーリングライト化するには、電球を複数使う必要があります。
PhillipsUSではばっちり販売されている(ご参考)
Infuse Hue ceiling lampという名前で販売されているようですね。
249.99ドル(2024年3月現在)ということなので、なかなかなお値段なのですが、どうしてもこれがいい!という人は、個人輸入をしてみるのも、ありなのかもしれません。
(米国のものが日本で使用できるかの確認はとれておりません。規格の違いについては、各自で自己責任でご確認ください。)
多くのLED商品は規制適用対象外のようなのですが、原則、照明の輸入には規制があるようです。
ご不安な場合は、専門機関に確認を取った上で、個人輸入の手続きを進めることをおすすめします。
Philips Hueスマート電球をシーリングライトとして使うには、ライトがいくつ必要なの?
お部屋の広さごとに必要な明るさは違う
では一体、Phillips Hueの電球は、いくつ必要なのでしょうか?
日本照明器具工業会では、LEDシーリングライトの適用畳数の表示基準を以下のように定めています。
これらはライトのカタログなどでも使用されるものです。
つまり、部屋の広さにあわせて、これだけの明るさを確保しないといけないね、という話です。
(lmというのはルーメンという明るさの単位ですね。)
Phillips Hueの明るさ
mamitasがもっているHueは旧式のタイプで、60Wタイプの800ルーメンのライトです。
今は、後継モデルが出ていて、75Wタイプの1100ルーメンと、100Wタイプの1800ルーメンのライトがあるようです。
先日、夫の部屋に100Wタイプ1800ルーメンのライトを導入してみましたが、明るかった!とのことでした。
4.5畳の子供部屋をシーリングライト化してみる
今回シーリングライト化したのは、リビングと繋がっている子供部屋です。
(引き戸を閉めると子供部屋単独、開くと、リビングとして広く使えるタイプのお部屋です。)
子供部屋だけで考えると、広さは4.5畳でしたので、長らく60Wタイプ1つで済ませていました。
裸電球状態で使っていたので、遮られるものもなく、正直1つでも、そこまで不自由は感じなかったです。
勉強する時などは手元のライトなどもありますからね。
ちなみに、寝室は6畳なのですが、こちらも裸電球状態で使用していたため、60W一つでも、特に問題はありませんでした。
もともと、寝るためのお部屋ですから、多少暗くてもさほど困りません。
ただ、昼間もこの部屋で過ごすとなると、ちょっと暗い印象ですね。
シーリングライトとして利用するにあたり「シェード(傘)」をつける場合は、シェードに明かりが遮られてしまいますから、ある程度の電球数は必要になるのかと思います。
そこで、計算上、基準にはちょっと満たないのですが、まずは、4.5畳の子供部屋には、ライトを2つ使用して、シーリングライト化することにしました。
Philips Hueスマート電球をシーリングライトとして使うために選んだ器具
Hueのライトはそれなりのお値段ですし、実のところ、裸電球でも、mamitasは特に困っていませんでした。
(さえぎるものがなくて、実は一番明るいと思う!!)
そのため、シーリングライト化の予定はなかったのですが、夫は長らく、裸電球はみっともない!と思っていたのだそうです。
そこで、夫の意見も取り入れて、シェードをつけて、シーリングライト化させてみることにしました。
ニトリさん/ベルチ
最初に選んだアイテムはこちら。
夫がネット検索などで探してきてくれました。
ニトリさんのベルチです。
(リンクがうまくワークしない時は商品コード 8370935で検索してください。)
Hueをシーリングライト化させるにあたり、ネットで検索をかけるとまぁまぁ出てくるお品です。
事前に調べる限り、こちらのお品物はライトが3つ必要らしいのですが、2つにしておいてもいいんじゃない?との夫の言葉。
ご縁があって、知人より未使用品を譲り受けました。
箱を開けてびっくり。
これ、ライトの装着方向が横向きなんですねー!!!
とりあえずお試しで、1つだけ付けて、様子を見てみたのですが、カサの円に対して、一箇所だけ偏った光がある、という状態になってしまいました。
ライトは横向きで、さらにライトを覆うシールドがつくものだから、裸電球時と比べて、かなり暗くなってしまいました。
やっぱりこれを使うならライトが3ついるねーと、2つから3つに変更することを検討していた矢先・・・。
取り外しの際に、私が壊してしまいました(TT)
なぜか、取り外しの際に方向を間違えて回してしまったためか、ライトを装着する本体がくるくると回るようになってしまって、ぐらぐらしてしまい・・・。
元に戻そうと、回していたら、コードを断線させてしまったようです。
修理も難しく、あっけなくお別れすることとなりました・・・。
ベルチさん、ごめんなさい(TT)
ライティングレール(ダクトレール)+スポットライト
次に、電球2つタイプのライトを探したのですが・・・。
ほとんどないんですよね。
26型のソケットで電球が2つタイプのライトって、まず出てきません。
考えてみれば、日本照明器具工業会の提示する、必要ルーメン数から考えたら、多くの部屋でニーズがあるのは3つ以上、ということかもしれないのでしょうが、私が欲しいのは2つなんです!
(Hue、安くないもんね!!)
それに、新型の75Wタイプの電球なら、2つのニーズも十分にあるはずです。
都内のファミリータイプのマンションの一部屋はそんなに広くはないのです。
そこで、電球の数を自由に選べるライティングレール(ダクトレール)はどうだろうか?と考えました。
調べてみたところ、ライティングレールにライトがついているタイプのお品は、ライト4つのタイプが多そうです。
(さらに増えてしまった・・・。)
後付け可能なダクトレールで、取り付けられるスポットライトの数を自由に選べばいい、と考えました。
そこで、ライトを探し始めたのですが、4.5畳という小さめのお部屋で、スポットライトとなると、光源が少ない上に光の方向も限られてしまって、もったいないんじゃない?と考え始めました。
スポットライト化させることで、部屋が暗く感じたら、ライト数を増やせばいい、とも考えたのですが、いたずらにコストを増やすのも考えものです。
(広いお部屋や、横長のキッチンとかだと、オシャレに感じるんだけどね。)
2灯式ペンダントライトソケット+シェード
そこで、2灯式のペンダントライトソケットを購入して、シェードをあとでつければいい、と考えました。
うまくいけば、壊してしまったニトリさんのシェードの再利用もできるだろう、という見込みです。
そこで選んだのはこれ!
2灯式ペンダントライトソケット、です。
有名メーカー品ではないのですが、ネットを探すと、似たようなお品がいくつかあるようなので、お好みで選ばれるといいと思います。
ソケットそのものはお手頃で、2000円前後で取り扱いがあるようでした。(2024年1月時点)
3灯式も同じくらいのお値段でお取り扱いがあるようです。
2灯式といっても、ナツメ球を利用した常夜灯用ソケットもついているお品がほとんどです。
Hueのシーリングライトとして使用する際には、mamitasはこの常夜灯ソケット部分は無視しています。
また、プルスイッチがついているのですが、Hueを使う限り、使用予定がありませんでしたので、チェーン部分を取り外しました。
(ペンチでぐいっと曲げていただくと、綺麗に取り外せると思います。)
最終的に、こうなりました!
mamitasが購入したソケットにはシェードを挟むワッシャーがなかったので、シェードは乗せているだけ、という状態です。
地震対策などもあるので、後ほど、シェードが落ちないような対策をしようと思います。
シェードはシェードのみの販売も多数あるようなので、お好みで探してみてください。
ペンダント用とありますが、ニトリさんのベルチに似たようなシェードもありました。
対応ワット数についての考え方(ご参考)
なお、多くのソケットでは、対応電球は60Wまで、という書き方がなされていますが、こちらは従来の白熱灯に対応したワット数となっているようです。
LEDでももちろん熱を発するのですが、実際の熱に関しては、相当する白熱電球が放出する~15%程しか放出しないようです。
ご使用前に、ソケットの規格を、ご自身でご確認いただきたく思いますが、Hueの電球でしたら、100W相当のライトをご利用いただいても問題ないのかな、とmamitasは考えています。
まとめ
Philips Hueスマート電球をシーリングライト化するステップ
- 部屋の広さと必要な明るさを確認する
- 必要な電球数を決める
- 口金サイズE26対応のライトまたはソケットを探す。
- ライト3つ
- ニトリさんのベルチ、で一式揃います
- 壊さないように取り外し時には注意して!(涙)
- ライト2つ以下
- ペンダントソケット+シェード、がコスパ良し
- 360度、均等に明るさを届けられます。
- ライト3つ以上
- ライティングレール+スポットライト、でかなりおしゃれなライティングになります。
- ライト3つ
やっぱりHueは最高
暗闇の中で、ほんのりとした明かりで出迎えてくれる、目覚ましがわりにもなる、お日さまが出てきたら、こっそり消えてくれる、すごーく明るくも、夜間照明にもなる、時には色も変わる、人の出入りにも反応する、そんなHueが大好きです。
どんなお部屋にもあわせて、みなさまにも快適なHueのある生活が送れますように。
こちらの情報が少しでもお役に立てれば幸いです♪
コメント