「寒い!リビングと温度差がありすぎる!」
夫がこう言い出したことがきっかけで、我が家の二重窓(内窓)リフォーム計画がスタートしました。
(mamitasは雪国出身なもので、断熱=二重窓(内窓)でしょ!ということをすぐに連想した一方、
DIYで断熱フィルムを貼る、などという手法があることは、思いもよらず、DIYは検討すらせず、いきなりリフォームにいってしまいました)
本記事では、都内のマンションの窓を二重窓(内窓)にリフォームしてみて、後悔した点・デメリット、良かった点・メリットなどを中心にお話ししていこうと思います。
リフォームしたお部屋のスペック
うーん、ここに書くだけで、寒そうなお部屋ですね。
二重窓(内窓)にリフォームして後悔した点・デメリットなど
網戸を外す必要があった
リフォーム前の窓には、ロールタイプの網戸が付いていました。
現地調査の際に、二重窓(内窓)にするためには、網戸を外す必要があるよ、と言われました。
我が家の場合、リフォームしたお部屋が幹線道路に面していることもあり、あまり窓を開ける機会がなかったんですね。
(昼夜問わず、車が通っています)
また、北西向きなので、比較的涼しいこと、空気の入れ替え用の換気口はあり、廊下側のドアをあければ、少しは風が通るかな、と考えました。
その結果、網戸がなくても困らないかな・・・と、あまり悩まずに、そこはOKとしました。
その後、現在部屋を使用している夫に、感想を聞いてみました。
エアコンを使わない時期など、少し開けたいな、と思う時はあるけれど、特に困らないとのこと。
網戸がないと困るよ〜!という方は、二重窓(内窓)をつけて、網戸もつけて欲しい、と見積もりの際にリクエストを出してみてくださいね。
大通りに面していなければ、やっぱり窓を開けたいと思うこともあるでしょうから。
掃除が面倒になった
リフォームしたお部屋の窓、3つのうち、2つは上下2面に別れている窓です。
(下部は固定タイプ、上部は制限付きの外開きタイプ)
下部については、開かない窓の上にさらに開かない窓を取り付けることになったので、掃除が面倒になったことと思います。
ただ、実質開かない状態の部分(外の空気に触れることもない)なので、どこまで掃除する必要があるのかは、謎です。
しばらくは夫の仕事部屋になるようなので、あまり手出しができず、状況を見守ろうかなぁ、と思っています。
いざ徹底的に掃除をしようと思ったら、取り外しはできるようです。
(やるんだろうか?)
そして、上部部分は、もともと制限付きで開くタイプの窓です。
制限を解除しても、外にベランダがあるわけではないので、腕を伸ばして内側から窓を拭くしかなく・・・。
1枚の時から掃除が面倒だったわけなのですが、それがさらに2枚になったイメージです。
もともと面倒だったものがさらに面倒になったイメージですね。
残りの1つには、引き戸タイプの窓を取り付けました。
窓の掃除に加えて、サッシの掃除も増えてしまいました。
いずれにせよ、取り付けるものが増えれば、掃除は増えてしまう、といったところでしょうか。
二重窓(内窓)にリフォームしてよかった点・メリットなど
防音効果もすごかった
今回のリフォームに関しては、防音については全く意識していなくて、とにかく寒さ対策のために!!というつもりで、工事をお願いしました。
出来上がってみたら、常にザワザワと聞こえてきていた道路の音が全く聞こえず、ここはどこなの!?といった印象でした。
すごーく、すごーく、静かになります!
大通り沿いにお住まいで、騒音にお悩みの方は、二重窓(内窓)工事、やった方がいいですよ!
断熱効果にも期待
こちらはこれからの季節に期待、といったところでしょうか。
(工事をしたのが夏で、季節はこれから冬に向かっていくところです。また、ワンシーズン過ごしたら、夫に感想を聞いてみようと思います。)
リフォームの検討を始めたらやること
補助金の確認
「窓」「補助金」などのキーワードで調べてみると、検索した時点で使えるであろう補助金が、ずらっと出てきます。
補助金のサイトは、お国や地方自治体のサイト・・・ということもあり、ちょっと読むのに疲れてしまうのですが、とりあえず、たぶん使えるんじゃないかな?と思うものを、いくつかピックアップしておいてください。
なんとなくのイメージを頭に入れておいてください。
リフォーム業者さんに見積もりをお願いする際に、「補助金を利用して、二重窓(内窓)のリフォーム工事を行いたいのですが、御社では可能ですか?」と聞いてみましょう。
相手はプロなので、うちでは、この制度とこの制度が使えますよ、と教えてくれます。
ちなみに、補助金を侮るなかれ!
見積もりで30万円の工事だったのですが、実質負担は8.3万円で済んだんですよ(2024年の工事)。
すごいことですよね、これ。
併用できる補助金もあるんですよ。
こんなにお得な制度、自分で調べるまで、知りませんでした。
なんでもっと宣伝されないの・・・?とはなはだ疑問です(mamitasもお友達のX(旧Twitter)の呟きで知りました)。
それとも、mamitasの感度が低かっただけかなぁ?
2023年の窓リノベ(国)の予算はほぼ消化されたそうなので、きちんと宣伝されていた・・・と捉えてもいいのかもしれないです。
リフォームなんて、そうそう頻繁にやらないですものね。
いずれにせよ、それなりの金額が戻ってくることがあるので、補助金の類は事前にしっかりと調べることをお勧めします。
工事着工後の申請はできないので、事前チェック、大事ですよ!
見積もりは3社程度からとる
1社だけだと、その見積もりが正しいのか、わかりません。
2社だけだと、片方の1社の対応が気になってしまった時、しかたなく、消去法で決めてしまう可能性もありそうです。
3社だと、見積もりの内容や、対応など、いろいろな面から業者さんをみることができると思いますよ。
4社以上だと、ちょっと疲れます・・・(笑)
現地調査(実際にリフォームする箇所を計測し、正式な見積もりを出していただくこと)に付き合うのも、時間もとられますし、なかなか大変です。
そもそも、どうやって業者さんを探すの?というところで、つまづきそうですが、mamitasの場合
から、探しました。
補助金のサイトから業者さんを探す場合
「窓」「リフォーム」「(補助金の名称)」「業者」などのキーワードで検索をかけると、その補助金の利用が可能な業者さんの一覧が出てきます。
ちなみに、2024年の国の補助金「先進的窓リノベ」の業者さん一覧はこちらです。
「東京都」で検索をかけると、なんと、4000件以上もヒットします。
その後、住んでいる区で絞って検索をかけてみたのですが、それでもまぁまぁの数になりました。
一つ一つ、業者さんのサイトをチェックしていくのも疲れてしまい、結局、1社だけ、見積もりの依頼を出して、この方法で探すのは終わりにしました。
一括見積もりサイトから業者さんを探す場合
一括見積もりサイトも色々あるようなのですが、mamitasはホームプロさんを利用しました。
補助金のサイトから業者さんを探す場合は、一つ一つ業者さんの問い合わせフォームに入力するなどして、見積もりをお願いする必要がありました。
一方で、ホームプロさんなら、ホームプロの登録画面で、必要情報を入力するだけで、数社からアプローチがいただけるので、その点では楽でした。
ホームプロさんに登録したところ、3社からアプローチがありました。
その後、補助金の利用を考えている旨をお伝えして、その後のやりとりが進んだのは2社でした。
(1社からは、お返事をいただけませんでした。)
さらに、その2社には、現地調査(実際にリフォームする箇所を計測し、正式な見積もりを出していただくこと)もお願いしたのですが、最終的に回答があったのは、1社だけでした。
(自宅にまでご足労いただいたのに、見積もりの回答がこないなんて・・・びっくり!
後ほどメールします、とおっしゃっていたので、業者さんサイドの手違いだと思うのですが)
ということで、一括サイトはいっぱい連絡がくるイメージなのですが、現地調査を依頼するまでに、ある程度の数に絞り込むことが可能です。
現地調査は3ヶ所の窓のリフォームの工事だけでも、30分〜1時間かかりましたし、工事箇所が多ければ多いほど、増えると思います。
業者さんとのスケジュール調整もまぁまぁ大変ですし、3社程度に絞っておくのがいいと思います。
価格交渉もやってみよう
最終的に2社で比較することとなった我が家なのですが、2社ともあまり価格面で大きな違いは生じませんでした。
いずれも丁寧にやってくださったのですが、B社の現地調査時間30分に対し、A社は現地調査に1時間以上かかりました。
A社の対応は丁寧ではありましたが、ちょっと手際がいまひとつな印象がして、B社に依頼することになりました。
B社の見積もりは、30万円とちょっと、と端数が出ているものだったのですが、
とお伝えし、無事にきっちり30万円となりました。
工事の総額にもよりますが、1万円単位で交渉するのは難しくても、1,000円単位でしたら、割と交渉余地があると思います。
309,800円という見積もりがでてきたら、きれいに300,000万円でお願いできませんか?とするくらいなら、比較的OKが出やすいのかもしれません。
その場合、相手が交渉に応じてくださったら、その業者さんで決定する心づもりで交渉しましょう。
(交渉に応じたのに、決めないというのは、心象がかなり悪くなり、後々の信頼関係にも影響すると思います。)
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