お米を洗うのにも面倒だから、無洗米を使っているのに、土鍋炊飯なんて、面倒なことするの?
炊飯器の方がラクだよ〜。
そんなお声が聞こえてきそうですが、無洗米×土鍋炊飯は、最強です。
時短・シンプル・ミニマリスト。
そんなワードにピピっと反応したら、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
無洗米×土鍋炊飯のメリット・デメリット
メリット
時短
2合の場合、吸水作業をすませておけば、30分ほどでご飯が食べられます。
炊飯器の場合、セットしてから炊き上がるまでに、60分ほどかかることを考えると、かなりの時短になりますね。
場所を取らない
炊飯器を棚にしまうことは、まずないと思います。
キッチンのどこかにずっと出しっぱなし、ということになると思いますが、土鍋の場合は片付けられます。
mamitas家では、パンを焼くためのホームベーカリーもあるし、ホットクックもあるし、で、スペース問題には常々悩まされてきたのですが、土鍋にしてからずいぶんとスッキリしました!
キッチンの見た目もすっきりするし、地震などの防災対策にもいいと思います。
ご飯がふっくらとして美味しい
土鍋でご飯を炊くと、遠赤外線効果で米の中心までしっかりと熱が伝わります。
そのため、ふっくらとしたハリのあるご飯が炊き上がります。
火をつけると、土鍋はゆっくりと温まり始めます。
保温性が高いので、その後は、熱を逃さず、高温を維持しながら炊飯します。
その結果、甘みが引き出されるようです。
お米の甘みはアミラーゼという成分によりますが、これが働くのが40〜60度くらいなんだそうです。
ゆっくりと温まって、その温度をキープする時間が長いため、お米が甘くなるみたいですよ。
片付けがラク
炊飯器って、なんだかんだ、汚れが気になりませんか?
ほとんど動かすことのない炊飯器周辺の米つぶとか、取り外せないパーツの汚れとか。
でも、土鍋なら、本体+ふた、だけです。
さっと洗って、乾いてしまえば、たなにだって、しまえちゃうんです。
mamitasはボウルといっしょに引き出し収納の中に片付けてます。
デメリット
重い
炊飯専用の土鍋を利用した方が、吹きこぼれも少なく、コンロ周りのお手入れもラクなので、愛用しています。
ですが、しっかりとしているだけあって、重いです。
mamitas愛用の無印良品土釜おこげ3合炊きは、約3.6キロほど。
ちょっとした赤ちゃん並みの重さですね。
乾いてしまった米粒などが、こびりついたものを洗うのは、やや面倒です。
基本的にお米を引き揚げた後、すぐに洗うようにしているのですが、洗う時も重たいです。
シンクに汚れ物がたくさんある時などはちょっと大変ですね。
(ためなければいいのですが、家族の食事が終わると、一気に溜まっちゃいますね。)
取り扱いには注意しましょう。
つけおきNG
じゃあ、つけおきしておいて、後で洗えばいいじゃん、と思われるかもしれませんが、土鍋はつけおきNGなんです。
つけおきすると、土鍋の内部に水が入り込んでしまい、もろくなってしまいます。
お米が乾いてしまって、こびりつく前に洗うことをおすすめします。
(こびりついてしまった場合は、水を入れて、火にかけてあげるといいらしいです。
やけどに注意してくださいね。)
予約炊飯ができない
お家に帰ってきたら、すぐにご飯を食べたいの!!朝、起きたら、すぐにご飯を食べたいの!!という方は、迷わず炊飯器を選びましょう。
でも、冷凍保存もOKということであれば、土鍋である程度の量を炊いておいて、冷凍ご飯にしておけば、レンチン対応もできるので、おすすめです。
(冷凍保存にはキチントさんシリーズがおすすめです)
火を使うため長時間の放置ができない
比較的新しいタイプのガスコンロなら、タイマー機能が付いていることがほとんどなので、火にかけたらある程度放置、でもいいと思います。
しかしながら、ガスコンロのスイッチそのものを切ってあげる必要があり、長時間、離れることはおすすめしません。
やはり火を使うこともありますから、ある程度近くにいた方が安心です。
タイマー機能のないガスコンロをご利用の方は、別途タイマーをご用意いただき、なったら火を止める必要があります。
ずっとコンロのそばにいる必要はありませんが、他のことをしながらも、タイマーの音が聞こえるくらいの近くにはいましょう。
長時間の保温ができない
土鍋自体に保温効果はありますが、2-3時間も放置すれば冷めてしまいます。
レンジでチン!すらやりたくない。
取り分けるのも面倒だ。
常にすぐにあたたかいご飯を好きな分量で食べたい!という人は、炊飯器を選びましょう。
とはいえ、炊飯器も1日以上放置すると味が劣化したり、時期によっては腐ってしまいます。
土鍋でも炊飯器でも、炊き上がったものをなるべく早めに取り分けた方が、おいしく食べられるのでおすすめです。
無洗米を利用した土鍋炊飯の手順
土鍋を選ぶ
お鍋をするときに使う土鍋を使ってみるのもいいのですが、ほぼ毎日使う炊飯用の土鍋ですから、いっそのこと、専用のものを選ぶことをおすすめします。
ふっくら美味しく炊き上げるためにも、しっかりした丈夫なものを選んでみましょう。
火加減調整不要タイプの炊飯専用土鍋を選ぶと、ラクチンです。
mamitasは無印良品さんの土釜おこげ3合タイプを愛用しています。
(1.5合タイプもありますよ。)
こちらは無印良品の土釜おこげというシリーズの土鍋です。
お米を計量する
無洗米は、通常のお米と比べて、粒の大きさが小さくなっています。
お米用の計量カップではかってしまうと、多めに入ってしまうんです。
ですので、無洗米用の計量カップを利用するか、はかりなどを利用するかして、しっかり計量しましょう。
お米は1合につき、150グラムと覚えてくださいね。
2合で300、3合で450グラムです。
水を加える
無洗米ですから、加えた水で浸水させて、そのまま炊き上げたいですね。
ボウルにお米を入れて、お水を加えて浸水させます。
ですので、mamitasが加える水の量は、ちょっと多めです。
お米1合に対して水を1.5合くらい加えます。
(通常のお米は1.2合くらい、と言われています。)
水加減は炊き上がりのお好みもありますので、ご家庭にあわせて調整してみてください。
無洗米2合、水450ccあたりから、微調整してくださいね。
吸水させる
お米に水を入れたら、30〜60分ほど置いて水を吸わせてください。
室温にもよりますが、人が過ごせる程度の暖かさがあれば、30分で十分です。
冬場の寒い状態であれば、60分程度見てあげるといいと思います。
2時間以上浸水させる場合は、雑菌繁殖防止のため、冷蔵庫にいれるのがおすすめです。
ゆっくり浸水させたお米で炊き上げるご飯もとても美味しいので、冷蔵庫浸水もおすすめです。
冷蔵庫を利用すると、前日から準備ができて、便利ですね。
吸水させたら、炊き上げる前に、ボウルに入れた水ごと、土鍋に移しましょう。
吸水させると、このような感じになります。
加熱する
2合の場合、中火で13分ほど、加熱します。
炊飯時間もお好みにあわせて、微調整してくださいね。
mamitasは「無印良品の土釜おこげの3合炊き」を愛用しています。
無洗米2合300グラム、水450cc、中火で14分ほどで、ほんのり底におこげができるくらいのご飯が炊き上がるイメージです。
無洗米3合450グラムの場合は、水675cc、中火で17分ほどでしょうか。
夫は、おこげが好きじゃない、とのことでしたので、mamitas家では、2合の場合は、13分となりました。
(3合まで炊き上げることができるのですが、深さのある土鍋を利用していますので、ほぐすのがやや大変で、mamitasは2合で炊くことが多いです。)
ご利用のガスコンロや火加減などでも、時間は前後すると思いますので、ぜひお好みの炊き加減を探してみてくださいね。
何度かお試しいただき、好みが定まってくると、火加減も時間もカンタンに設定できるようになりますよ。
蒸らす
火を止めたら、蓋を開けずに、10-20分ほど蒸らしてみてください。
しっかりとした肉厚な作りの土鍋を使用すると、火を止める直前、場合によっては直前でも、ぶくぶくしてきません。
火を止めた後に、土鍋のふたからぶくぶくと水が出てくる場合があるので、水加減が多かったかな?と不安に感じられるかもしれませんが、この蒸らす時間で、水分がお米に吸収されます。
安心してくださいね。
蒸らすことで、ご飯がふっくらして美味しくなるんですよ。
土鍋は、火を止めるまでは、確認のためにふたをあけてもOKなのですが、火を止めたら絶対にふたをあけないでください。
気になるけれど、そこはガマンです。
ふたをあけてしまうと、お米に吸水されるはずだった水蒸気が一気ににげてしまいます。
また、土鍋内の温度も一気に下がってしまうので、米粒に蒸気がくっつき、べちゃべちゃしたご飯になってしまうようです。
気をつけてくださいね。
あけちゃだめですよ?
ほぐす
10-20分ほどたったら、しゃもじでやさしくほぐしてあげてくださいね。
ほぐさずに長時間放置しないでくださいね!
固いご飯になってしまいます。
ほぐすのは、土鍋の中の水分を均一にしてあげるのが目的です。
下の方に水分が溜まるので、しゃもじで土鍋の底からお米を持ち上げて、ほぐしてあげると、いいですよ。
米粒をつぶさないように、やさしくほぐしてあげましょう。
その後、蓋を閉めて、もう3-5分ほど待ってあげてください。
水分が均一になって、ツヤツヤご飯になりますよ。
できあがり
つやつやごはんのできあがり!
土鍋でご飯を炊くときには、焦げ付くこともあるけど、それがおこげとして香ばしさを演出してくれるんです。
おこげが苦手な場合は、火加減や土鍋の選び方で調整してみてくださいね!
土鍋炊飯のための無洗米の選び方
ずばり、ご予算に合わせて、お好きなものをお選びください。
ふるさと納税でも、種類は多くないようですが、無洗米を扱っていますね。
無洗米を選ぶときは、パッケージに「無洗米」や「洗わなくても良い」と書かれているものを選ぶと安心です。
スーパーやオンラインストアで探してみると、多くのブランドが無洗米を取り扱っていますよ。
シンクに食器がたくさんあるのに、炊飯の用意をすぐにしたい、という時には、本当に便利です。
常にシンクがキレイな状態であることは、理想なのですが、日々、三食対応していると、現実はなかなか難しいですよね。
mamitasは、無洗米に変えてから、ストレスが減りました^^
無洗米を利用した土鍋炊飯、美味しく炊きあがりますし、本当におすすめです。
まとめ:無洗米を利用した土鍋炊飯
無洗米×土鍋炊飯は、ミニマリスト、シンプリストに、大変おすすめです。
キッチンの風景もすっきりしますし、時短にもなるし、何より美味しいです。
美味しいという点では、高価な炊飯器を購入することで解決するかもしれませんが、土鍋は高級炊飯器と比較して、気軽に購入できるのも強みです。
ぜひ、あなたの生活に取り入れてみてくださいね。
コメント